2020年4月19日

■ ライブハウス支援のプロジェクト「MUSIC UNITES AGAINST COVID-19」、良い仕組みだと思いました。自分が応援したいライブハウスをリストから選び、500円から10000円まで5種類の支援金額が選べて、支援のお礼に約70組のミュージシャンが提供する楽曲データのフォルダにアクセスできるというシステム。

savelivehouse.com


支援というのも難しいものだなと最近思う。目に入ってくるすべてのプロジェクトに支援することはできないし、こういうのに乗じた詐欺なんかも起きかねないから、よく読んで確認しないといけないから時間もかかるし。
あくまでも個人的な感触なのだが、つい「支援しなきゃ」という気持ちが暴走しそうになるこんな時だからこそ、消費者としての欲望や金銭感覚を捨てないということも大事だと思う。このプロジェクトがいいなと思ったのは、支援金額が選べることと、支援すると70曲以上も聴けるということ。その70曲に対して、自分が消費者として払うことのできる無理のない金額を各々選べるというのが良いと思いました。この事態は多分まだまだ長く続くし、個人が一時的に大金を注ぎ込んでも解決することはないと思うので、無理のない範囲で息の長い支援ができるように支援する側もお金の使い方を考えていかなければならないと思った。もしかしたら支援をしても、この先もっと厳しい状況が続いたりしたら閉店してしまうライブハウスもあるかもしれない。そういう時に、「支援しなきゃ」という気持ちだけで暴走して支援をしていると、気持ちや情熱が行き場を失ってしまいかねないので、「消費者として払う金額+ちょっとした支援のお気持ち」という感じの金額に私はするようにしています。

でも、リストの中からライブハウスをひとつ選ぶというのもなかなかに残酷なことのような気もする。そこだけ、少し微妙だと思いました。

それにしても参加ミュージシャンが豪華で聴くのが楽しみだ。特に heaven in her arms の名前を見つけたときはテンション上がった。