2026年9月30日

9月に聴いていた音楽です。

□「Leave It Unread」Morning Silk
□「Magnetic」Friendly Fires
□「Down On Earth」Turnover
□「LUCKY」GOING UNDER GROUND
□「レーゾン・デートル」9mm Parabellum Bullet


OASISの映画を見た。リハの様子を見れたのがよかった。(すべてのバンドのリハに興味がある。)
ボーンヘッド大好きだ。
ノエルがノエルでよかった。ノエルが今笑っているので全部これでよし!
リアムはいつだってふてぶてしいけど、音楽に対しては畏怖の念を持っているような気がする。だから、ただステージの上で全力を尽くすのだろう。その姿がシンプルで美しくて、何度も覚醒させられる。美しさで殴られてハッとする。
オアシスは最善策の荊の道を逃げずに行ってる。その真っ当さに勇気をもらう。

2026年7月31日

7月に聴いていた音楽です。

□「Foreign Tongues」The Rolling Stones
□「Ambiguous Desire」Arlo Parks
□「De Nada」DYGL
□「ってかさあ」plenty
□「ロックンロール」a flood of circle


今年はフジロック行けず、配信で見ました。配信ありがたいです。

<7月24日(金)>
SORRY の代打で a flood of circle
相変わらず客席に飛び込んでいく佐々木亮介、その間バキバキの演奏を繰り出し続けるステージ上の3人。『ロックンロール』の「君の闘いは誰の目にも映らずに続くだろう」に、なんだかとても安心する。それでいいんだと思える。誰の目にも映らなくていいし、誰にも理解されなくていいんだと思うと、ほっとする。そして「清志郎よりばあちゃんに教わったんだ」と言った佐々木亮介を信じる。
TURNSTILE やばすぎて唖然とした。曲は前から好きだったけど、バンドとしてますます好きになってしまった。これは好きにならざるを得ない。生で見たかったなー。あの場にいたらもっと好きになってしまっただろうな。
OGRE YOU ASSHOLE、ARLO PARKS、The xx もよかった。ARLO PARKSの新譜が大好きで最近よく聴いていたけど、ライブも良すぎた。

<7月25日(土)>
全く知らなかった YUUF というバンドがとてもよかった。こんなに素敵な音楽が世界には存在するんだなあ。こういうバンドに出会えるのがフジロックの醍醐味だと思う。the verve の『 Bitter Sweet Shymphony 』のカバーもめっちゃよかった。
Basement Jaxx もやっぱりめちゃくちゃよくて感動した。その存在とエネルギーと祝祭、ああフジロックだ!
そして何よりサーストンムーアがかっこよすぎて笑ってしまった。なんなんだこの人。なんなんだこのギターの音。やっぱりこれが一番好き。優勝。
サニーデイ・サービスも凄かった。マイクなしで歌ったところで感極まって天井突き抜けた感じがした。それなのに、そこからまだまだ勢いを増していき、凄まじい場面がいくつもあり、ラストまで駆け抜けていったのが凄すぎた。サニーデイはいつも私の想像を超えていく。忘れたくないライブだったし、僕らにはサニーデイ・サービスがいるということを忘れないでおこうと思った。
GREENのトリの KHRUANGBIN は夜にぴったりで最高に気持ちよかった。

<7月26日(日)>
ニー○ャップ凄すぎた。覚悟が違う。軽々といろんなものを飛び越えていった。あんなにかっこいいのに、その辺にいそうな若者っていう感じもして、それもなんかよかった。
MOGWAI の轟音はすべてを洗い流してくれた。MOGWAI にしか浄化できないものが確かにある。大好きだ。AMERICAN FOOTBALL もめちゃくちゃ音がよくてかっこよかった。
そして最後のあれ。もうしばらく放心状態が続いた。ライブとは生き様なのだと思い知った。どう生きてきたか、どう生きるかということが、全部出る。最後の、映像にも文字にもならない、圧倒的な音と声。その圧倒的な美しさ。< Love, love is a verb / Love is a doing word > 、暗闇と混乱の中でその歌声が私の心を動かし続けている。

<まとめ>
フジロックってやっぱりすげーな!

2026年6月30日

6月に聴いていた音楽です。

□「For Love of Grace & the Hereafter」Iceage
□「I Built You A Tower」Death Cab for Cutie
□「Optimism」DIGITALISM
□「Blast」Hovvdy
□「Turns」The Album Leaf
□「Jump N' Shout (Gorgon City Remix)」Basement Jaxx
□「パーマネントブルー」曽我部恵一
□「無気力ボーイ/中年日誌」神聖かまってちゃん

2026年4月30日

4月に聴いていた音楽です。

□「One Thing At A Time」Coutney Barnett
□「Ember」Iceage
□「Going Shopping」The Strokes
□「Golden」DIGITALISM
□「Bird's-Eye View」Lozenge
□「Angry Hearts」IRIKO


コーチェラのYouTube配信、いっぱい良かったライブあったけど、結局、ストロークスがすべてだった。ジュリアンはすっかりおじさんになっていたけど、それ以外は何も変わっていなかった。「ジャスティンビーバーのオープニングアクトのストロークスです」っていうのも、ああジュリアンだなあって思った。そういうところ好きなんですよ。
全部好きな曲ばかりだけど、『Juicebox』をやったのが何よりうれしかった。『Juicebox』異常に好きなんですよ。ストロークスって、クールであることと隙間があることが魅力だと思うけど、この曲はそこを覆してくるところが好きで、普段の青い炎が別の色に変わっていく感じがするというか、ジュリアンも他の曲とは違う何かを引きずり出してくる感じがたまらなくて、本当に好きだ。めっちゃかっこよかったよ。
1週目と2週目でセットリストをかなり変えてきたことにも驚いた。
ジュリアンは1週目は謎Tシャツで、2週目はレザーのロングコート。
どっちもよかったけど2週目が特にとんでもなくやばかった。ジュリアンの声が高音も低音も凄かったし、あの唸るような響きに強烈に惹きつけられた。そして何より最後の『Oblivius』。ジュリアンのこういうところが本当に好きなんですよ。信用できる。< What side are you standing on ? > って、ほんまやで。世界で一番クールなバンドがコーチェラでこれをやるということ。本当に最高にクールで、最高にかっこいいバンドだ。ラプソディ・イン・ブルーをバックにステージからはけるところまですべてが最高だった。あ〜、かっこよかったよ〜〜〜。巻き戻して何回も見てしまった。
Fatboy Slim もめっちゃよかった。フェスはこれだよね〜。これが楽しいんですよ。Mr.Brightside(The Killers)+ Born Slippy(Underworld)、NIRVANA、Aphex Twin、 Prodigy、radiohead、etc。永遠にこんな時間が続けばいいのにね。Jack White もよかったし(The Raconteurs の曲もやった!)、イギーポップ(78歳)凄かったし、Turnstile はライブ行ってみたいなと思った。

あと、IRIKOの新譜めっちゃよかった。『夢のかけら』が音源化されて本当にうれしい。

Dreams Never End vol.7

ART-SCHOOL TRIBUTE LIVE 「 Dreams Never End vol.7 」
2026年4月3日(金) in Zepp Haneda
出演 ART-SCHOOL MO'SOME TONEBENDER syrup16g


ART-SCHOOL の結成25周年を記念して2025年8月にリリースされたトリビュートアルバム『 Dreams Never End 』。このアルバムに参加したバンドがART-SCHOOL と対バンしていくトリビュートライブの第7回目が、2026年4月3日に Zepp Haneda で開催された。

syrup16g、ART-SCHOOL、MO'SOME TONEBENDER のスリーマン。
私にとって、これほど特別なスリーマンは他にない。
時は遡り2003年、私はこの3バンドに夢中だった。
そんなとき、ロッキングオンが「JAPAN CIRCUIT」というイベントでとんでもない対バンを実現させた。 2003年6月15日、新宿リキッドルーム、出演はsyrup16g と ART-SCHOOL と レミオロメン。それだけでも歓喜だったけど、なんと追加でモーサムの出演も発表された。これはやばすぎた。

その後、それぞれのバンドにそれぞれいろんなことがあった。
そして2026年、ART-SCHOOL のトリビュートライブという形で、再びこの3バンドが集結した。すごい。やばい。奇跡。どうしよう。うれしい。


トップバッターは MO'SOME TONEBENDER だった。
ああ、かっこいい。なんてかっこいいんだ。
驚くべきことに、23年前の2003年と変わらないかっこよさだ。
あの日の怖いくらいのかっこよさ、ヒリヒリした吹き飛ばされそうな空気、百々の髪の隙間から光る眼。それが今もすぐそこに、目の前にあった。
昨年のツアーでもやってくれた『アンハッピー・ニューエイジ』は 2004年リリースの曲でまさに「あの頃」の曲なわけだけど、まるで「今」の曲みたいだなあと思いながら拳を上げていた。
武井の「わっしょいするか、超わっしょいするか」という二択にもちろん超わっしょいするを選択して『ロッキンルーラ』。
そして 2004年の超名盤『 The Stories of Adventure 』から『 GREEN & GOLD 』。圧倒的な音の波に恍惚としてしまう。なんてバンドだ。
それからいよいよART-SCOOL のカバーである『あと10秒で』。音源で聴くよりももっと力強くてロックで包み込まれるような『あと10秒で』になっていてすごくよかった。アートでドラムを叩いている勇が、アートの『あと10秒で』をモーサムの一員としてギターを弾いているのがおもしろくもあり、不思議でもあり、かっこよくもあった。
そんな『あと10秒で』でめちゃくちゃに盛り上がり笑いまくったあとの、最後の『 echo 』は洒落にならないくらいやばすぎた。呆然と立ち尽くしてしまい、ただステージを見つめることしかできなかった。2003年のあの日にモーサムに心を撃ち抜かれてしまったときと同じだった。私はすごいバンドに出会うことができた。またそう思った。
最近はモーサムのライブはクアトロで見ることが多かったので、Zeppというでかいステージでモーサムを見れたことも、とてもうれしかった。
あと、武井が「アートとシロップとやるの、なんかうれしいね。またやりましょう」みたいなことを言ったのがうれしかった。またやってほしい、本当に。お願いします。


二番手は syrup16g。
『 光のような 』『 Star Slave 』『 赤いカラス 』と、アルバム『 delaidback 』から3曲演奏。確かにこれは意外な選曲。どっしりした演奏で一気にシロップワールドに引き込まれていく。さすがだ。特に『 Star Slave 』がよかったなあ。
五十嵐が「モーサムかっこよかったねえ」としみじみ言ったのが、なんか今日五十嵐とモーサムのかっこよさを共有できたんだなあって思ってうれしかった。あと五十嵐ってそんなにモーサムを好きだったんだなあって、それもちょっと意外でうれしかった。その後、「個人的に(モーサムが)見たいっていうだけで来たんだけど、アートスクールのために最後まで頑張る!」ってガッツポーズしながら言ってた。
そして ART-SCHOOL のカバー『 EVIL 』。えぐいほどかっこいい演奏だった。2003年4月にリリースされたこの曲の、切迫していてささくれだっていてどうしようもなくて刹那でしかない、木下理樹とアートスクールのすべてが、シロップの演奏と五十嵐隆の声によって増幅されていくのが不思議であり、同時にあの頃のオルタナの勝利のようにも思えた。それほど爽快で、オルタナ・グランジのかっこよさに溢れた演奏だった。もう私はそれだけで満たされた。『 EVIL 』が終わったあと、五十嵐が「天才!」と言った。考えうる限りこの世で最高の、木下理樹とアートスクールに対する賛辞だった。
その後、新曲もやり(さすがシロップだよ)、『 明日を落としても 』と『 My Song 』。 そういえば『 My Song 』も 2003年の曲だ。最近のシロップはしっとりした曲もリズム隊のすごさで迫力を携えて音が伝わってくるので、よりぐっときてしまう。あの頃のよさもあるけど、今のシロップがすごく好きだなと思ったライブだった。


ラストは ART-SCHOOL。
『ロリータキルズミー』で始まったライブはジェットコースターのようで、私はずっと踊っていた。
だが、『 LILY 』が来たとき、思わず立ち止まってしまった。やはり 2003年にリリースされた『 SWAN SONG 』の1曲目のこの曲には、今でも私の一部が静かに息をしていた。誰にも言えない、自分の一番中心にある気持ち。それを目の当たりにしてしまった。同じく『 SWAN SONG 』からの『 LOVERS 』、そこからの『 MISS WORLD 』でもうだめだった。
ART-SCHOOL ってなんて不思議なバンドなんだろうと改めて思った。
そのメロディーやバンドサウンドが好きであることは間違いないが、それがすべてだというわけでもなくて、共感しているわけでもなくて、ただ確実に自分の一部がそこで息をしている。
ライブで繰り出される曲に、一曲一曲、ああこの曲もそうだ、この曲にも自分がいる、あるいは自分がいた、と思い知らされながら、本当に稀有なバンドだと思い、本当に変な23年だった、と思った。
アンコールでシロップとモーサムがカバーした『 EVIL 』と『 あと10秒で』を見ていると、あの頃は勇がアートスクールで叩くなんて想像もしていなかったなと思った。でも勇がドラムを叩いている今のアートスクールは、他のどのバンドにも真似できない独自の音をフロアに放つ、特別なバンドになったと思う。2003年のヒリヒリしたアートスクールはもういないけど、みんなでつくりあげた今の特別なアートスクールの音がそこにあった。それも素晴らしいことだと思った。バンドを続けるって本当に大変なことだから。


最後には、ART-SCHOOL への感謝で溢れていた。
ART-SCHOOL がバンドを続け、そしてこの日に syrup16g と MO'SOME TONEBENDER を招いてこのイベントを開催してくれたことに、本当に感謝しています。ありがとう、ありがとう、ありがとう。
そしてそれは、木下理樹だけじゃなくて、2003年に ART-SCHOOL とsyrup16g と MO'SOME TONEBENDER をフロアで見ていたトディーの、その後の努力の賜物なんだと思う。本当にありがとう。

それから、この3バンドはやっぱり自分にとって本当に特別なバンドで、本当に色々な場面で助けてもらってきたなあと、そのかけがえのなさに改めて気づいた。出会えたことも奇跡だと思うし、ずっと新譜をリアルタイムで聴けたりライブに行ったりできることも奇跡だと思った。ずっとかっこよくいてくれてありがとう。夢を終わらせないでくれてありがとう。これからもそれぞれの夢が続きますように。


P.S. この日、開演前や転換時には radiohead の『 OK Computer 』が流れていた。それを聴いていると、2000年代初頭の日本のバンドは多かれ少なかれこのアルバムに影響を受けていたなあと改めて感じた。レミオロメンの「レ」もレディオヘッドの「レ」だもんなあ。



ボロボロの2003年JAPAN CIRCUITのTシャツ。とっておくものですね。