最近読んだ本
- 作者: 内田樹
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- 作者: 河合隼雄
- 出版社/メーカー: 新潮社
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- 作者: 村上春樹,大橋歩
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- 作者: 坂口恭平
- 出版社/メーカー: 講談社
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「独立国家のつくりかた」について、思ったことを書いておきたい。読む前は、なんとなく、「すごい分かるけどそうは言ってもね」という類のお話かと思っていたけれど、読んでみたらそうでもなかった。「振る舞い方の精度を上げろ」っていう話だと解釈した。あとオルタナではなく拡張というところがいいなと思った。オルタナは、「別の案を挙げれば色々な選択肢の中から選べるよ」っていうのならいいんだけど、「現状はダメ。別の案を選択せよ」になったら脅迫でしかない。でも拡張だったら各々が少しの時間で少しずつできる気がした。ギターをエフェクターとアンプに繋ぐみたいに、1時間スタジオに入るだけでわくわくできるみたいな、ほんの少しの現実の拡張だ。著者の様々なエピソードは、人間力0の私にはとても真似できないと思ったけど、少し気持ちが軽くなる本だった。