2012年よく聴いた音楽〜邦楽編〜

本日は2012年よく聴いた音楽〜邦楽編〜です☆

World Wide Wonderful World/bronbaba

world wide wonderful world

world wide wonderful world


SALVAGE YOU/cinema staff

SALVAGE YOU

SALVAGE YOU


リトルメロディ/七尾旅人

リトルメロディ

リトルメロディ


Ave Materia/People In The Box

Ave Materia

Ave Materia


アンドロメダ/LOST/sleepy.ab

アンドロメダ / Lost

アンドロメダ / Lost


対音楽/中村一義

対音楽(ALBUM+DVD)

対音楽(ALBUM+DVD)


ECHOES/LOSTAGE

ECHOES

ECHOES


坩堝の電圧くるり

坩堝の電圧(るつぼのぼるつ)(初回限定盤B:DVD付き)

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 2012年はbronbabaが『World Wide Wonderful World』をリリースした年として記憶することになるでしょう。ずっと聴いていました。なんなのでしょうね、この音楽は。「優しさ」なんでしょうかね。この音楽だけは自分を拒絶せずに包んでくれたという安心感と、そこから生まれる信頼。雨の帰り道に、眠れない夜に、お腹の痛い朝に、「クソが」って言いたい時に、bronbabaがあるということ。聴く人を受け容れる音楽を作ることができるバンドってすごいなあと改めて思った次第です。
 cinema staffは、今までと歌詞が全然違うものになっていました。物語があって、メッセージがある。この時代に社会へのメッセージを歌うのはとても難しいことですが、cinema staff はそれをやったのでした。もともと演奏力が高く、一人一人のセンスも抜群で、ボーカルの声も素晴らしいバンドが、あの歌詞をバシッと決めるという快挙。胸が熱くなりました。
 七尾旅人さんの『リトルメロディ』は、小さい存在や小さい気持ちをそっと守ってくれる、子守唄のような作品集だと思いました。切ない曲が多くて、聴いているとセンチメンタルになってしまうのですが、ついつい聴いてしまいました。
 邦楽編を並べてみて、自分はまだなにかしら音楽に救いを求めているんだなあと思いました。