sleepy.ab「neuron tour」at 東京キネマ倶楽部

 今日はsleepy.abのライブに行きました。
 まさに脳内宇宙でした。キネマ倶楽部の雰囲気や照明も素晴らしく、終始夢を見ているようでした。
 今度のドラムの方はすごくパワフルな叩き方で、それが不思議とsleepy.abと合っていて、sleepy.abを少し新しい場所に運んでいる気がしました。「バンドは生き物」とはよく言ったもので、sleepy.abは変化しながら進んでいるということ、今までのsleepy.abとこれからのsleepy.abの間にある今を存分に見せてもらえました。
 アンドロメダで始まったライブは、全曲すばらしかったです。euphoriaの渦巻き、ハーメルンのしなやかな強さ、earthの妖しさ、torusのギターの鳴り。そして「なんとなく」がはじまったときすごく嬉しかったです。この曲も変化してきていると感じました。今日聴いて、あらためてハッとするフレーズがありました。こんなに今までたくさん聴いているのに音楽って不思議だね。あと「sonar」もすごくよかったです。「夢に落ちて」のところが、今日のライブの象徴みたいでした。
 本編最後が大好きな「Lost」だったのがまた嬉しかったです。春にこの曲を聴けるなんて幸せだなあと思いました。
 やっぱり成山さんの声はすごいなあって思いました。すごい努力しているのかもしれないけど、なんでもない感じで歌っているのがすごいよなあ。あとヤマウチェさんのテルミン使いや、最後に立って弾くところをみてテンションあがりました。あれで人のテンションあげるってずるいよな〜。
 今すごくsleepy.abの音楽に支えられています。これからもずっと活動してほしいです。またライブに行けるといいな。