For Long Tomorrow

For Long Tomorrow

For Long Tomorrow


冬、特に1月2月くらいの一番寒い時期になると、俄然toeが聴きたくなります。これは2009年の終わり頃に発売されたCDで、よく聴いています。絶妙に重なる乾いたギター、ストンと落ちるスネアの音、旅に出かけたような映像が見えるリフ、何度聴いてもたまらなくいいです。toeを聴くと、「やっぱり日本のインストバンドの中でtoeが一番好きだ!」と思ってしまいます。

もう全曲いいのですが、「You Go」が一番好きかもしれません。「不安があっても生活していくこと」みたいなことをなんとなく感じました。古い、小さな、丁寧に作られたランプのような曲です。



9曲目からの「ラストナイト」→「グッドバイ」→「You Go」→「Our Next Movement」→「Long Tomorrow」という曲順には物語性も感じます。名盤だと思います。