風の歌を聴け

今日もRubikを聴いていた。
昨日「北欧の音楽を聴くと、たくさんの神様や妖精の存在を感じたり、木製の隠し扉があちこちに存在するのをこっそり目撃することができる」と書いたけど、それって生物多様性の世界が好きってことなんだなって気がついた。その辺りの「自然に対しての神秘の感じ方」は日本と北欧はとても似ていると、色々なところで読んだことがある。Rubikはジブリ映画で流れていても違和感なさそうである。

でももちろんそういう世界を好きでない人もいる。私は今までそういうことにぶつかったとき、スルーし続けてきた。自分でも情けない話だと思うけれど、もしスルーしなかったらここまで生き延びてこれなかったとも思う。このままこれからもスルーでいいのかだろうかと悩むときもあるんだけど、無理して向き合うことに何の意味があるのだろうと思うときもある。Rubikを聴いていて思ったのは、本当にスルーしてはいけないことは耳を澄ましていれば掴まえられるんじゃないか、ということ。クラリネットの音が意味ありげに飛び込んできたときのように。そして思った。「風の歌を聴け」ってそういうことだったんじゃないかと。